益城病院 開設65周年記念ページ

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理事長挨拶

開設65周年を向かえて〜年輪〜

初代理事長の犬飼勝通がこの地に開業したのが昭和25年(1950)のことで丁度65年前になります。平成3年(1991)に私が後を継ぎ、何らかの形で診療実績や病院行事を記録として残すことを思い立ち当時の職員誌であった「PANDRABOX」のタイトルをそのまま引き継ぎ年報を作りました。その後2000年に創立50周年記念年報として創刊し以後5年ごとに特集号を発刊しています。周年記念としては10年は長過ぎるし5年の区切りらいがちょうど良い間隔で、偶然この年は医療機能評価受信と一致しています。

さる4月のある日、突然県の担当者から電話があり、政府の経済財政諮問会議の委員が益城病院を見学することになったので協力して欲しい、といいます。真意を測りかねていたところ、10年前に開設した当院の障害者自立支援事業「健美健食園」が目にとまったという説明で、改めて発足当初のこの事業のスローガンを思い起こしてみると「食を通じた健康作り」という大層なものでした。益城病院の畑で採れた野菜などを用いパン工房やレストランを障害者就労訓練施設として開設、これに当時の漢方医の宮本康嗣先生が薬膳や地産地消というこだわりを持ち込んで命名、立ち上げたものでした。相前後して文化事業部として「犬飼記念美術館」を立ち上げておりますので、55周年当時は文字通り行け行けゴーゴーの時代であったようです。

今年機能評価4回目の更新にあたり近年の診療実績などをまとめたところ、明らかな変化が見られていました。外来患者数は医師の数により影響を受けていること、超高齢化社会は認知症を中心とした精神科医療需要を新たに創成し、従来の統合失調症治療モデルは終焉に向かっている、というものでした。年輪を刻んでいるのは医師も患者さんも社会も同様であるのでした。これに応じるかのように5年前に社会福祉法人設立(特別養護老人ホーム開設)、4年前にへき地診療を開始し、社会医療法人に移行、2年前に松永哲夫院長が就任し1年前には町から養護老人ホームの運営を委譲され、文字通り医療・介護・福祉の3本柱が立ち上がりました。

このような内外の環境変化の中で船頭が変わっても船がまっすぐ進むように3年前から「益城病院将来ビジョン」策定に乗り出しこの度ようやくまとまりました。策定に当たっては5年後10年後の当院の機能をイメージすることとし、策定委員には当院の将来を担うような層から選びました。将来ビジョンの実現はひとえに職員の成長と共にあるといえましょう。病院組織はともすれば目の前の診療中心に動きがちですが、これに留まらず、環境の変化を察知し、職員自ら発言する機会をもち、それが利用者のためになり、経営的にも可能であることなら実現していくことがトップの努めでありましょう。樹木の年輪は成長も停滞も含め環境変化を表現するといわれています。益城病院の年輪が今後どうなっていくのか楽しみでもあります。

65年の歩み

昭和25年 犬飼医院として開設、院長:犬飼勝通
昭和33年 精神科・神経科 犬飼医院として開設許可
昭和37年 医療法人広安会 益城精神病院設立 理事長:犬飼勝通
昭和38年 基準看護三類の承認を受ける
昭和39年 外来本館及び第一病棟新築落成
昭和45年 訪問看護の開始
昭和46年 育児室の開設
昭和47年 第二病棟改築工事落成
昭和49年 第三病棟改築工事落成
昭和50年 給食棟改築工事落成
昭和55年 医療法人広安会益城病院に名称変更
昭和59年 病棟増設工事落成
平成3年 理事長に犬飼由貴子・院長に犬飼邦明就任
平成6年 新病棟一期工事落成
平成7年 新病棟二期工事落成
三期工事落成(外来・管理棟)
平成8年 理事長に犬飼邦明・会長に犬飼由貴子就任
平成11年 四期工事落成(デイケアセンター・体育館)
コ・ジェネレーションシステム(自家発電)
平成13年 認知症老人グループホーム新築落成
医療法人ましき会 益城病院に名称変更
平成16年 アンファンビル落成
平成17年 新管理棟落成
平成18年 新橘病棟落成
就労支援事業(健味健食園)開始
平成21年 熊本県認知症疾患医療センター(地域拠点型)指定
平成24年 院長に松永哲夫就任
平成25年 社会医療法人 認定
居宅介護支援センター開設
平成26年 益城病院訪問看護ステーション開設

 

65周年記念エンブレム

益城病院は平成 27 年に創立65 周年を迎えました。
そこで益城病院のさらなる飛躍と発展を目指し、職員にデザインの公募をかけ、65 周年記念エンブレムを作成いたしました。


65周年記念エンブレム

デザインコンセプト

益城病院のMを象ったデザイン、全体的なシルエットは未来へ羽ばたく鳥の羽をイメージ、また、日本一の山、富士山もイメージして、未来へ向かって進む益城病院を表現しました。

提案者/川本 賢一

65周年記念事業


当院は創立65年目を迎えるにあたり様々な記念事業が行われました。

平成27年7月17日

記念式典(益城町文化会館)

当院に尽力いただいた医療機関、地域の方々に対し感謝状の贈呈を行いました。

記念講演会(益城町文化会館)

横浜国立大学準教授である高橋弘志先生をお迎えして、「これであなたも新聞通!?〜新聞の読み方講座」と題し、新聞に関わる色々な話をしていただきました。

むたゆうじさんコンサート

歌手のむたゆうじさんを迎えデイケア棟体育館にてコンサートを行いました。
会場の皆さんと一体となり大いに盛り上がりました。

平成27円7月18日

記念祝賀会(ホテルキャッスル熊本)

益城町町長はじめ多数のご来賓をお招きし当院職員と共に、65周年をお祝いしました。
祝賀会では功労者表彰や永年勤続者表彰なども行なわれました。

創立65 周年記念事業植栽

会長と理事長の発案により、2 病棟デイルーム側にバラ園を造園しました。2F の空中屋外に面しており、職員や患者さんも日常的に通る道ですので、バラの日々の成長を見ることができます。また、バラは愛情をかけると応えてくれる花ですので、作業療法や情操面での効果も期待できそうです。

創立65 周年記念ビデオ



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